「僕、“流星”(リュウセイ)って言う名前が良かったのに!!なんで“慎悟”なの??」「流星って誰??」「歌舞伎町のNO1ホストの名前!!」(そんな事・・・知らんわ!!!)
昔々…若奥の母校「愛知教育大学付属高校」には2人の「モテモテボーイ」がいました。一人は「ナンパ」な「黒部くん」。今で言うと「キムタク」みたいな子でした。一浪して名古屋大学に入りましたが、浪人時代は「シトロエン」、大学に入ってからは「黒のポルシェ」に乗ってました。若奥の母校「金城学院大学」の坂に、ナンパ目的(に決まってる??)かどうかは知りませんが、黒のポルシェが停まっていたのを、よく見かけたものでした。で、もう一人の「モテモテボーイ」が「硬派」な「伊藤慎悟くん」。柔道部のキャプテンで「正統派な色男」でした。たしか…明治大学かどこかに進学したと思いますが。
「黒部くん派」か「伊藤慎ちゃん派」の2つに分れ、若奥は「伊藤慎ちゃん派」でした。だから密かに「伊藤」と言う苗字の社長と結婚が決まった時から、男の子が生まれたら、絶対「伊藤慎悟」と決めていました。(社長、今までナイショにしててスミマセン!!!)
この話を息子の「伊藤慎悟」にしたら「ふーん・・・」と無関心を装いながら、すぐに若奥の「高校の卒業アルバム」で「伊藤慎悟」とはどんな人物かをチェックしたみたいです。そりゃあ、気になりますよね…普通は・・・。
「おかあさん、伊藤慎悟ってヘンな顔じゃん・・・」「余計なお世話だわ、アンタよりずっとカッコイイわ!!」」と言っておきました。
おまけに「PTA会員名簿」でも「伊藤慎悟」を探したらしく・・・「ねえ、伊藤慎悟の家、“工場経営“だって。金持ちじゃん」だって。(愛教大付属高校の生徒名簿には親の職業の記入欄あり)
「で、店長、慎悟君は“黒部くん?”“伊藤慎ちゃん?”どっち??」加工部の生田さんが言いました。
「そりゃあ・・・モロ、“黒部くん”に決まってるじゃん!!!」
・・・・・・・・「一同、大笑い」・・・・・・・・・
「硬派な男になって欲しい・・・」という母の願いは、神様には全く届かなかったのでした。アーメン!!!