若奥の娘の綾花は、この春に大学生になりました。南山大学の経営学部に進学し(すみません、エスカレーターで、楽して入学しました)将来は「税理士」に…と、若奥が勝手に決めてます。(実は…就職先も知り合いにお願いしてあります。M経営事務所「亀井さん」よろしく♪)
推薦だったので春休みが長く、自動車学校通いがメインで、高校の部活にも時々顔を出していて、とても忙しい毎日。それでも人並みに「アルバイトがしたい」と言う事で・・・。なにせ…「スーパー箱入り娘」なのでアルバイト禁止。その代わりに川平屋の経理を手伝う…と言う事で、簡単な事務仕事をしています。
そんな綾花が、生まれて初めて貰ったバイト代20,000円。娘は嬉しくて、とりあえず「勢い」でうちのおばあちゃんに「おばあちゃん、1万円あげる!!」そしたらおばあちゃんは「ありがとう。助かるわ!!」と言って,当たり前のように娘のバイト代を貰っていったそうです。娘は…「気持ちだけ頂くから…」みたいな返事が帰ってくるとばかり思っていた様ですが…「やられた!!!」。でも、「日頃、いろいろ世話になっているから、まあ、いいか」と言ってました。
それよりも…すごい事が!!!若奥のお母さんが癌で入院中、亡くなる2週間くらい前に、うちのおばあちゃんはお見舞いに行って、癌患者の母に「いまからジャスコに買い物に行くけどお金がないから、お母さん、お金貸してもらえんかねえ…」「いいよ、お母さん、私はもう長くないし、孫がいつもかわいがってもらっているから、このお金、好きなように使って!!!」と言って一万円貰ったそうです。綾花はその時にその現場にいて「信じられない!!!癌患者からお金せびるか???」と言ってました。「でも、考えようによっては、うちのおばあちゃんて、純粋でかわいいね」とも言ってました。
「世の中にはいろいろな人がいる…」世の中に出る前に「伊藤家」で「いろいろな人がいる」事を勉強させてもらった綾花でした。これからもアルバイトに励んでくださいね。……母より……
PS
「綾花とお友達との会話」その①
友達「私ヒモノ屋でバイトしてたんだよ!!!」
綾花「えっ偶然、私もキモノ屋でバイトしてたんだよ!!!」
”ヒモノとキモノ”良く似ているけど…ちょっと違う???微妙な発音にはご注意を!!。
「綾花とお友達の会話」その②
自動車学校の路上研修中、教習車の中での綾花と、友達の彩ちゃんと、27歳の教官との会話。向こうからベンツが来ました。
教官27歳「あっ、ベンツだ。いいな、いつか僕もベンツ乗りたいな…」
友達の彩ちゃん「私たち2人とも、お母さんベンツだよ!!!」
うちの綾ちゃん「・・・・・・・」(無言)
教官「えっ、おうち、仕事何やっているの??」
友達の彩ちゃん「うち、開業医。綾んちは着物屋さん」
うちの綾ちゃん「・・・・・・・」(恥ずかしげにうつむき加減))
教官「・・・○×△・・・・・」(無言)