タイに着いて2日目。
二人とも「やる事が早い」ので、朝もサッサと起きて支度もサッサとして…。旅行に一緒に行く人が「時間の流の速さ」が同じだと、とっても「楽」です。多分…社長との旅行だと…「まだー!!何してるの??」で、この時点で「ケンカ」が始まってる??
午前中は、定番の市内観光。「ウェンディーツアー」と言う日本語ガイドつきのツアーに申し込みました。若奥は実は今回で3回目の寺院の観光だったけど、「仏さん参り」「寺参り」はもともと好きだし、今回由香ちゃんと一緒だし…「何かが起きるかも…」と思っていたら…。
いきなり最初に行った「ワットアルン」で「タイの衣裳を着て写真とりませんか?」と言う「いかにも観光地でございます」のお誘いに「撮ろうよ!!」と「おばさん丸出し」のノリで、いきなり上着を脱いでタイの民族衣装に着替え、言われるがままにポーズを付けて、大はしゃぎで写真撮りまくりました。
同じツアーバスに乗っていた、多分結婚前の30才くらい??の娘達のグループの「ちょっと冷たい視線」を感じながら。「この年になるとなにも怖いものは無い」「せっかく来たんだから何でも体験だよね!!」
と言いながら・・・思った事。多分、由香ちゃんとだから「なんでもOK」なんだな・・・と。「自分を作らなくても済む」「飾らなくても澄む」貴重な友達であると言うこと。
「トゥクトゥク(3輪車)」にも「バランスとってないとカーブでコケルよ!!」「いくらなんでもコケルのはカンベンだよね」と言いながらきゃあきゃあ言って乗りました。プラトゥーム市場では一枚100バーツ(300円)の「シャネル」のロゴのTシャツを二人値切り倒して何枚も買いました。
でもその後、エンポリウム(デパート)に行って、由香ちゃんは「エルメスのお財布」をTシャツが1,000枚くらい買えてしまう(ゼロが3つ多い??)金額で買ったり…。もう…何でも「あり」です。
昼御飯は「ベッコフィーノ」というイタリアンレストランに行きました。日本人の駐在員の奥様ばかりでした。夜はオリエンタルHの川の対岸「ぺニンシュラH」の中華料理「メイシャン」に、ホテル専用の渡し舟に乗って食べに行きました。「なぜ…タイに来て…中華とイタリアン??」と言うと…。由香ちゃんが「辛いの」と「臭いの」と「酸っぱいの」がダメだから。「だったら…タイに来るなよ!!」ですが、それが…2軒ともメチャメチャ美味しい!!!そして…安い!!!タイはけっこう食事のおいしい店でも「食堂っぽい」ところが多いけど、この辺りの価値観も2人は同じ。多少高級でもOK、「えっ??」という所はダメ。「お金の価値観」「時間のスピード」そして「笑うツボが同じ」。旅行に行く相手選びは、とても大切だと・・・改めて思いました。
メイシャンで食事を終えて、まだ9時だったので、タクシーで「タイNO1の歓楽街・パッポン」へ。
「昔と違い今は安全」と聞き、「この際いろいろなタイを体験させてあげよう!!」という事で「大事なセレブな奥様・由香ちゃん」をお連れしましたが、通りの真ん中は屋台が並び、コピー製品が当たり前に売っている…。通りに面した「ゴーゴーバー」で下着の女の子が踊っている…。二人ともキョロキョロしながら歩いてたら、いきなり「白のブリーフ1枚の男の子の写真が沢山写っているパネル」を持ったお兄さんに「オトコイリマセンカ??」と声を掛けられてしましました。2人とも「不覚」にも写真に見入ってしまい…(なんで私たちに声かけた??物欲しそうな顔してた??)
お兄さんにずっと後をつけられ…それも楽しくて…「ノー、ノー」と言いながらパッポン通りを走り抜け、タクシーでホテルに戻りました。いくら「何でも体験!!」とは言え…さすがに「男いりませんか??」は…「想定外」でした。でも・・・いまでも「パンツ一丁の若い男の子の写真は・・・「まぶたの奥」にこびり付いています。(笑)
ホテルの部屋でベットに入り「ねえ、美保ちゃん…まだ私達…タイに来て30時間経ってないよね…。濃いよね…。」と言う由香ちゃんに、「そうだよ、明日も濃いよ」と答え、「あー楽しみ!!」と言う会話の3分後、やはり2人とも「爆睡」でした。(パンツ一丁の男の子は・・・夢に出て来ませんでした)
……つづく・……