★ 祝・我が娘“綾花”高校卒業★
昨日、2月16日は、娘・綾花の高校の卒業式でした。中学・高校と6年間通いつづけた学び舎、先生方のご指導のおかげで娘は充実した日々を送り、良い娘に育てて頂き、とても感謝しています。
で・・・卒業式には何を着ていこう???「久保田一竹」の訪問着??「藤林徳扇」の訪問着???「極妻」で高島礼子が着ていた訪問着???着物なら何でもあるんだけど・・・何を着ていこう・・・。
でも、卒業式が終わったら、お店で、京都の呉服問屋「ウライ」の営業の“冬木さん”と商品部の“古川くん”と今年の浴衣のセールス方法・展開について打合せのアポがあり、その後、奄美大島の「大島紬美術館」の“山田一平ちゃん”と今度お世話になる「奄美大島ツアー」の打ち合わせ、卒業式の感傷に浸るまもなく「仕事」。
でその後、夕方5時から「名古屋観光ホテル」で謝恩会があり、3時45分には家を出ないと間に合わない・・・。
着替える時間は・・・どう考えても無い。昼間、訪問着で仕事もお客様がビックリしちゃうし、夕方からの謝恩会に保護者の私があまり大袈裟な格好も変だし・・・。
そう考えたあげく「大島紬・刺繍の黒の訪問着」にしました。帯は毎年今の季節になるとワクワクして結んでいる「黒のちりめん地に梅の柄の名古屋帯」。黒の着物に黒の帯の組み合わせは、若奥の大得意とするなコーディネートです。着物にも帯にも「白」しか色が使ってないので、帯揚も帯〆も帯留めも半衿も草履も、そしてピアスもマニキュアも・・・あえて「白」にしました。でも・・・バックはいつもの「黒のシャネル」。(シャネルのバックについてのこだわりは・・・また次回に・・・)
着物屋の嫁になる前は「着つけ教室」で働いていました。(もう20年以上も前のことですが・・・)その時は「着物はこうでなければならない」みたいな世界だったので、「着物の教本」みたいな着物の着方をしていましたが、今はあえて・・・「自由」であろうと思います。「着物の常識をぶち壊す」とまでは思いませんが、私にしか出来ない「着物を知り尽くした上での自分なりのブッとんだ世界を作る」ことにこれからも挑戦し続けていきたいと思います。